安い生地が入手できる

2011.06.06

安い生地が入手できるのは、バーゲンーシーズンのみではありません。イタリアには「scampolo(スカムポロ)」という看板の布地店が存在します。残り布、端切れ販売の店です。サルタに仕立てを頼んだり、自らハンドメイドの服を作る女性たちは、このスカムポロに足繁く通います。端し布といっても、1メートル、2メートルとあるものが多く、ほとんどがダブル幅なので、いろいろな服作りに使用可能。9には、カシミア混紡のウール地が約2メートルで2000円、などというシロモノが見つかるのです。面白いのは、多くのスカムポロ店が布を目方売りをしていること。各種端し布をいくつもの箱に入れ、100グラム○○リラと記してあります。選んだ布地をレジのところに持っていくと、計りに乗せて重量チェック。「○○リラとなりますが、いいですか?」というシステムです。なんか愉快ではありませんか?スカムポロでは多くの布地をゴソッと箱に入れているため、どれもこれもシワクチャ。それでも熱心に物色するイタリア女性。家に帰り、ていねいにプレスをしてからサルタに持っていくのです。いい服を安く、そしてよりおしゃれなものにするためのこのパッション。素材選びからイタリアン根性をぶつけるパワーに脱帽!