ホーソン実験の副次的効果として注目され、取り入れられるようになった制度である。簡単に言えば、その道の知識と経験のある人を相談係として配置し、従業員の悩みとか希望、不平不満等を聞いてカウンセリングを行ない、またカタルシス効果をも期待するものである。大企業などでは制度として定着しているところも多いが、中小企業ではまだまだのようだ。適任の人材がいないし、経費的余裕もない。それに従業員数が少なくては制度を設けても活用する人がいない、といった理由からであろう。しかし、このような会社でも各部門の長が、あるいは経営者自身がその役割をすればよい。できればカウンセラーとしての学習をした上で。この制度は、単に相談に乗るといった効果のみならず、経営上のいろいろな問題を積極的に把握し解決する機会としても価値がある。1対1の「面談」として行なうとよい。
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