与那国島は「どなん」、あるいは「どなん島」と呼ばれている。「どなん」といえば、60度もある泡盛(花酒)「どなん」が有名。また、沖縄で大ヒットした『風のどなん』は、与那国島の歌手・西泊茂昌の曲だ。では、なぜそう呼ばれるのか。それにはいくつかの説があるが、代表的なものふたつを紹介しておこう。まずは、「渡難」説。与那国島は断崖に囲まれた島で、天候も安定していない。渡るのが難しいところから「渡難=どなん」になったという。もうひとつは、「どうに(土根)」説。上が盛り上がった部分を「どうに」と呼ぶ。海から与那国島を見ると、上が盛り上がったように見えることから「どうに」といわれるようになり、それが変化して「どなん」になったというのだ。真のルーツはいまだにさだかではないが、とにかく「与那国島=どなん」と覚えておこう。沖縄旅行に行くときには、是非どなんに行ってみてはどうだろうか。ちなみに、与那国島を訪れる、ほとんどの人が行く場所は西崎。なぜなら、ここは東経122度55分59秒。日本最西端の地碑があるのだ。日本最西端を制覇したら、その記念に証が欲しくなる。与那国町観光協会では、400円で「日本最西端の証」を発行してくれ、空港案内所でも受けつけている。