コインパーキングの問題点

2011.06.20

「普通の容積の四倍=二〇〇%あれば、一台あたりの単価が安くなり、台数が収容できます。月極めの車を入れて、空いたところは時間貸すればいいわけです。あまり大きいものをつくってしまうと、ウイークデー対策をしなければなりませんから、バランスがむずかしいのですが、それでも、容積緩和がないため『高層の駐車場ビルがつくれない→中途半端なものだから採算、が合わない→駐車場ビルは儲からない』……こういう流れなんですね。容積率四倍なら、投資物件で利回り一割を超え、小口債券で売れます。マンション経営と同じ論理になるはずです」(専門家)安くていい駐車場がもっとでてくれば、流通する可能性は大きいという。それでなくても、中小ビルがそれぞれに重要なスペースを割いて独自の駐車場を設けるというのは、非常に無駄が多い。いってみれば、各ビルが大事な資産の一部を単なる収容場所として使わざるを得ない。この部分は生産性ゼロの場所である、貴重な資産を食いつぶしている、ということになる。ビルが密集する狭い国土の中で、有効活用しなければならない土地に、それぞれデッドスペースを抱えるというのは、なんとも理不尽な話である。たとえば、オフィス街に中小ビルが一〇あるとして、それらが自前で駐車スペースを割くというのは、互いに損なことだという国家的な立場から、駐車場ビル建設を導く必要があるのではないか。ひとつの高層駐車場ビルを建て、それぞれのビルに駐車場の附置義務がなくなれば、周辺の土地も値上がりする。駐車場ビルを核として地域の活性化が図れるわけだから、高密度の有効利用は可能であろう。抜本的、超法規的な見識により、早急に法律を見直す時期にさしかかっている。駐車場づくりについては今後、官民一体となっての協力体制はぜひとも必要なものである。

コインパーキング運営までのス テップ
http://www.ypark.co.jp/
駐車場メンテナンスサービスのサンコー・コミュニティ株式会社
http://www.sanko-c.jp/