太陽光発電と廃線利用

2011.07.21

原子力発電所の大事故があり、にわかに自然エネルギーが注目されてきました。自然エネルギーと聞いて、頭に浮かんだのは『ソーラーシステム』。太陽光をエネルギーのひとつとする考え方は、もっとも身近であるのかもしれません。3月24日の地方紙にこんな記事がありました。かつてリニアモーターカーの実験に使われていた高架線路上に太陽光発電パネルを設置したというのです。場所は宮崎県の都農町。線路を有効活用して全長3.6キロの世界一の長さを誇る発電所が完成しました。年間発電量は120万キロワットだそうです。120万キロワットと言われてもピンとこないかもしれませんが、約4000世帯の1カ月分の消費電力に相当する量に当ります。作りだす電力は原発には及びませんが、安全性を考えると無視はできません。しかし従来の太陽光発電は、パネルをたくさん設置するので広い敷地が必要でした。自然エネルギーを確保するために森林を伐採しては元も子もないと思っていたのですが、線路を上手に利用する方法もあると知り、今後、システムの普及に一役買うのでは、と思います。太陽光発電に全く問題がないわけはないでしょう。しかし、自然と上手くつきあう方法を模索するきっかけになったのは、良いことだと思います。

[参考サイト]
太陽計画株式会社
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